阪神・矢野監督 守備固め見事的中!糸井を下げ右翼起用の島田がピンチの芽をつみ取るスーパーキャッチ

[ 2022年5月25日 05:30 ]

交流戦   阪神1-0楽天 ( 2022年5月24日    甲子園 )

<神・楽>勝利投手の西勇(16)とタッチする矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・矢野監督の采配がさえた。1点を先制した直後の7回の守備。6回最後の打者だった糸井を下げ、右翼に島田を起用した。この守備固めが、見事に的中。7回2死二、三塁、浅村の右前に落ちようかというライナー性の当たりを、快足を飛ばしてスライディングキャッチ。ピンチの芽をつみ取った。

 「ちょっと守りに入っちゃうと前に落ちてっていう打球。島田だから捕れた。そういうプレーだったと思う」

 9回1死二塁では、糸原に代えて8回から二塁に置いた植田が、西川の一、二塁間の打球を追いついて一塁で刺し、ピンチ拡大を防いだ。途中出場の選手が好守で1点差勝利に貢献し、「こういう試合を取りながら、自分たちの試合をやっていきたい」と留飲を下げた。

 先発・西勇の後、左横手の渡辺を挟んで、アルカンタラにつなぐリレーも成功。采配も勢いが出てきた。(倉世古 洋平)

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2022年5月25日のニュース