巨人・戸郷「粘り切れず申し訳ない」4回2/3、5失点で今季最短KO

セ・リーグ   巨人4―6DeNA （ 2022年4月26日    横浜 ）

＜D・巨3＞5回、牧（左）に2ランを浴び険しい表情を見せる戸郷（撮影・会津　智海）
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　投手に与えた四球がビッグイニングにつながった。2―0の5回。巨人・戸郷は1死三塁から9番・ロメロを2球で追い込みながらフルカウントまで粘られ、最後は外角直球が外れてピンチを広げた。原監督は「（四球は）本人が一番痛かったでしょう。もったいない」と指摘した。

　続く桑原、佐野に連続二塁打を許して逆転されると、牧に右越え2ランを浴びたところで降板。開幕から4試合連続でクオリティースタート（6回以上、自責3以下）で勝てばリーグ単独トップの4勝目だった右腕は4回2/3を5安打5失点で今季最短KOとなり「粘り切れず申し訳ないです」と肩を落とした。

　依然として首位だが、2連敗。桑田投手チーフコーチは近い将来の大黒柱として期待する戸郷について「あの回だけ単調になった。良くないところが出た」と厳しかった。　（川島　毅洋）