日本生命が大勝で予選リーグ突破王手 今秋ドラフト候補左腕・又木が6回0封

[ 2022年4月27日 20:15 ]

わかさ生活第72回JABA京都大会 予選リーグCブロック   日本生命11―2宮崎梅田学園 ( 2022年4月27日    わかさスタジアム京都 )

<宮崎梅田学園・日本生命>6回無失点と好投。大会をPRする日本生命・又木鉄平
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 日本生命が大勝で予選リーグ突破に王手をかけた。同じく2勝0敗の三菱重工Westと29日の試合で決勝トーナメント進出をかけて戦う。

 先発した今秋ドラフト候補左腕の又木鉄平(23=東京情報大)が6回2安打無失点と好投。打線は5回に3連打などで3点を先制すると、4―1の9回には打者12人の猛攻で一挙7点を奪って試合を決めた。

 優勝し日本選手権への出場権を獲得した第44回JABA日立市長杯選抜野球大会(4月15~20日)では2試合に先発した又木だったが、計7回を投げ5失点で勝ち負けがつかず、本調子ではなかった。投手コーチから試合前の投げ込み増を提案され、いつもは30球前後のところを、この日は60球を投げてから先発。「直球も変化球も、全体的に良かった」とうなずいた。

 ルーキーイヤーの昨年は日本選手権2回戦のHonda戦で先発も、1回もたず1/3を4失点で降板。都市対抗出場も逃し、悔しいシーズンを送った。オフにはツーシーム、カットボールを習得し投球の幅も広がった今季。「自分にとってはドラフト解禁年ということもありますし、チームのために自分がどういう投球ができるかを考えています」と活躍を誓った。

 ◇イベント盛りだくさん
 わかさ生活第72回JABA京都大会では、5月1日(当初30日予定も、雨天で順延のため)の決勝当日11時~15時にさまざまなイベントを行う。ティーボール、ストラックアウトに参加でき、中学生以下の参加者先着300人にはお菓子をプレゼント。11時からは世界大会で6度の優勝を誇る京都明徳高校ダンス部「M’s E Crew」がパフォーマンスを披露する。また。2台のキッチンカーが焼肉弁当、はじけるソーセージなど充実のフードメニューを販売。アマチュア野球最高峰の「ガチ(真剣)なプレー」観戦に花を添えてくれるこの機会に、大会関係者も来場を心待ちにしている。

 入場料は一般800円(JABAファンクラブ会員500円)、大学生・高校生300円で、中学生以下は無料。

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2022年4月27日のニュース