大谷翔平 自打球でヒヤリ 苦悶の表情もプレー続行 「2番・DH」で先発出場 第2打席は空振り三振

[ 2022年4月27日 11:28 ]

エンゼルスの大谷翔平(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が26日(日本時間27日)、本拠地ガーディアンズ戦で「2番・DH」で先発出場。第2打席で自打球を当て、苦悶の表情を浮かべる場面があった。

 ガーディアンズの先発は昨年8月21日の対戦で3打席連続三振を喫した右腕・マッケンジー。初回の第1打席は初球を積極的に振っていって二ゴロ。3回の第2打席では1死一塁で打席がまわった。1ストライク3ボールから直球を強振したが、ボールがワンバウンドして右ふくらはぎ内側に当たり、顔をゆがめた。一度打席を外して痛みをこらえ、打席に戻ったものの結局、この打席は空振り三振に倒れた。それでもチームは3番・トラウトが5号、本拠地通算歴代トップタイの160号となる左中間2ランで加点した。

 チームは現在20連戦中でこの日が5試合目。大谷は開幕からここまで全17試合フルイニング出場しており、打撃成績は17試合71打数15安打9打点、3本塁打。3盗塁で打率は・211。前日は無安打に倒れていた。ジョー・マドン監督は休養の可能性を示唆していたが先発となり、指揮官は大谷に休養日を与える可能性について「彼とは話をした。いろいろとうまくこなしていくための時間を与えている」。今後の大谷の起用法については「昨年と同じ。プランは変わっていない。いい走塁をしている。体もよく動けている。彼自身、問題ない状態と感じている」と説明した。

 大谷は試合前に開幕後初めて屋外でフリー打撃を行い、33スイングで柵越え15本。センター後方の花壇横に飛び込む推定飛距離140メートルの特大弾など鋭い打球を連発した。レギュラーシーズン中の屋外フリー打撃は昨季の開幕戦以来。27日(同28日)のガーディアンズ戦で先発登板する予定だ。

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2022年4月27日のニュース