エンゼルス・大谷 今季初「2番・DH」で出場も今季6度目の無安打 27日は休養で欠場も

[ 2022年4月27日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―0ガーディアンズ ( 2022年4月25日    アナハイム )

<エンゼルス・ガーディアンズ>5回、内野ゴロに倒れガックリの大谷(撮影・光山 貴大)
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 前日に2安打した勢いに乗れない。エンゼルス・大谷は25日(日本時間26日)、今季初めて「2番・DH」で出場し、4打数無安打、2三振だった。20年のサイ・ヤング賞右腕ビーバーに3打席封じられるなど、今季6度目の無安打となった。

 ジョー・マドン監督が動いた。「理にかなっている」と試合前まで出塁率・528の外野手ウォードを1番に据え、大谷を昨季117試合で起用した2番に置いた。散髪でリフレッシュして臨んだ大谷だが、初回にナックルカーブにバットを止めきれず空振り三振を喫し、3回は外角速球に見逃し三振。残り2打席も凡退した。

 ここまで17試合で打率・211、3本塁打、9打点。チームでただ一人、開幕からフルイニング出場中だが、37打席ノーアーチと本来の打撃が影を潜める。米メディアからは蓄積疲労を懸念する声も上がっており、マドン監督は「さまざまなことを話している。今夜考える」と、登板前日の26日(同27日)のガーディアンズ戦を休養のため欠場させる可能性を示唆した。(柳原 直之)

 ≪代わりの1番・ウォード2発≫大谷に代わり1番に入った28歳の外野手ウォードが、チームの全3得点を叩き出す自身初の1試合2本塁打と活躍した。15年ドラフト1巡目指名の期待株は今季9試合の出場で打率・367、3本塁打と好調。「どの打順でも同じ。何事も平常心が大事」と振り返った。当面はウォードの1番を継続する考えを示したマドン監督は「テーラー(ウォード)は素晴らしい仕事をした」と称えた。

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2022年4月27日のニュース