日本ハム・新庄監督 満塁策とらず“吉田正勝負”が裏目に「ミスが多いとこうなるね」

[ 2022年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―4オリックス ( 2022年4月3日    京セラD )

<オ・日>8回1死三塁、紅林を申告敬遠で歩かせる新庄監督(左)(撮影・北條 貴史)
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 日本ハム・新庄監督の采配が裏目に出た。逆転負けで、2度目の同一カード3連敗となった。左腕宮西に託した同点の8回。1死三塁で紅林をカウント3―1から申告敬遠で歩かせたが、二盗を許して迎えた左打者の吉田正には3ボールになっても勝負。カウント3―1から前進守備の二遊間を破られ2点を失い、決勝点となった。

 吉田正に対し、3ボールとなった時点で一塁は空いていた。次打者はこの日無安打で開幕から打率1割台の杉本。満塁策がセオリーだが、新庄監督は動かなかった。結果的に杉本は次打席で空振り三振。指揮官は試合後に取材に応じず、広報を通じて「ミスが多いとこうなるね。これから、これから」と自らの采配ミスなのか、選手のミスなのか分からないコメントを残して球場を後にした。(清藤 駿太)

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2022年4月4日のニュース