日本ハム・浅間 “上沢監督”に続き“近藤監督”の3番に起用応えるV打「気合を入れていった」

[ 2022年3月13日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム4―1広島 ( 2022年3月12日    マツダ )

<広・日>6回、浅間は中前に適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 日本ハム・新庄監督が選手に代理監督を託したオープン戦の第2弾。2月26日DeNA戦での「上沢監督」に続く「近藤監督」の期待に応えたのは、横浜高の後輩の浅間だった。6回1死三塁で「“チーム横高のビッグボス”に勝利をプレゼントしたいと気合を入れていった」と中前へ落ちる適時打。決勝点を挙げ、ベンチで近藤とグータッチした。

 近藤から「今のメンバーの中では実績もあるし、長打も足もあって最適」と3番を託された。「3番・左翼」は上沢が組んだオーダーと同じ。2人から同じ打順、守備位置で起用されたのは浅間だけだ。選手がチーム内でどんな見方をされているのか、代理監督の采配を通じて知ることが新庄監督の狙い。この日も試合前には「上沢君でいったメンバーと近藤君でいったメンバーに、俺の脳味噌が加われば」と話した。浅間は開幕3番にグッと前進したといえる。

 「2人の先輩からの評価は素直にうれしいし、結果で見せていきたい」と浅間。また一人、新庄監督の操縦術によって一皮むけようとする男が出てきた。(和田 裕司)

 ▼日本ハム・近藤(監督を経験して)次から次へと考えることが多く、いっぱいいっぱいだった。代打俺?点を取ってくれて出番はいらなそうだったので良かった。

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