DeNA“最後のピース” 新外国人・クリスキー、近日中に来日へ

[ 2022年3月13日 05:30 ]

オリオールズ時代のブルックス・クリスキー(AP)
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 DeNA守護神候補の一角、前オリオールズの新外国人・ブルックス・クリスキー投手(28)が、近日中に来日することが12日、分かった。

 6年ぶり最下位から「横浜反撃」への最後のピースが、ついに来日する。クリスキーは、日米両国間の手続きがずれこみ来日がこの時期まで遅れたが、三浦大輔監督にとっては待望の救援右腕だ。

 1メートル91の長身から投げ下ろす最速98マイル(157・7キロ)の直球に加え、スライダー、カットボールが武器。マイナーでは過去4年間で通算134回2/3を投げ178奪三振、奪三振率11・9をマークする「ドクターK」ぶりも発揮した。 

 DeNAの救援陣は、山崎康晃、三嶋一輝、エドウィン・エスコバーと経験豊富なメンバーが揃う。だが長いシーズンに加え、今季から延長12回制が復活することを考慮すると、クリスキーの存在がブルペン陣の「鍵」となることは間違いない。

 来日が遅れたことで2軍での調整期間を踏まえると、1軍合流は4月以降の予定。それでも昨季は12球団で唯一開幕を助っ人不在で臨んだDeNAにとっては、開幕前に全助っ人の来日が「完了」することが大きな意味を持つ。

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2022年3月13日のニュース