【キャンプ虎番ルポ】投打でアピールの右腕・村上 フリー打撃でも絶やさぬ競争心

[ 2022年2月27日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>フリー打撃を行う村上(撮影・坂田 高浩)
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 宜野座の残留組練習では、1軍生き残りを目指す若手の湯浅、石井、村上らが、そろってブルペン入り。実戦でのアピールに向けて汗を流した。この日は北谷でのオープン戦の前に矢野監督も投球練習をチェック。2年目の村上はマンツーマンで直接指導を受けた。

 「腕の上がり方やトップまでの位置も確認しました。期待されていると思うので、頑張りたい」。直々の助言にこうべを垂れた右腕は、午後から若手中心で行われたフリー打撃でも気合があふれ出てた。ドラフト2位の鈴木(創価大)と柵越え数を競い、右翼スタンドに野手顔負けの一発を放つと、拳を握り締めて小さくガッツポーズ。キャンプは残り2日だが、常に競争心を絶やすことはない。(阪神担当・長谷川 凡記)

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2022年2月27日のニュース