メジャーのオープン戦開始は3月9日以降に再延期　労使交渉長引き

　大リーグ機構（MLB）は25日（日本時間26日）、3月5日（同6日）以降に延期されていたオープン戦の開始を8日（同9日）以降に再延期すると発表した。当初は2月26日（同27日）の開幕だった。

　フロリダ州ジュピターで5日連続で行われた労使交渉では、新導入予定のドラフト上位指名権抽選制に関する議論に終始した。機構はロブ・マンフレッド・コミッショナーが初参加。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者はSNSに「少し進展があった！」と投稿したが、主要争点で進展はなかった。

　機構は28日（同3月1日）までに選手会と新労使協定を締結できなければ、3月31日（同4月1日）の開幕を遅らせた上でレギュラーシーズンを短縮する方針。通常開幕のための期限は残り3日間となった。