阪神・伊藤将　月間MVPに初選出「本当に光栄」　佐藤輝に続き球団新人では今年2人目の受賞

月間MVPを受賞した伊藤将　　　
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　阪神・伊藤将司投手（25）が9日、10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」に初選出され、喜びを口にした。

　「選んでもらえてうれしいです。初めての月間なので、本当に光栄だと思います」

　10月は4試合に先発して3勝0敗、防御率0・98と好成績を残した。10月24日の広島戦では球団新人左腕として67年江夏豊以来、54年ぶりの10勝をマークするなど、終盤もローテーションの一角で勝利に貢献。ベストゲームには同18日の広島戦を挙げ、「自分の中でも調子が良かったというか、自分の思ったように体が動いた」と7回無失点に抑えて勝利した試合を振り返った。

　同じ新人の佐藤輝も5月度のMVPに輝いていており、意識について問われた左腕は「そんなになかった」と笑みを浮かべたが、好調の要因に変化球の精度を挙げ、「ツーシームやチェンジアップをしっかり低めに投げられたことが勝利に結びついた」と手応えを口にした。