阪神・佐藤輝はCSスタメンへ 井上ヘッド「代わり映えしないけど“悪くない”という表情に期待」

[ 2021年11月4日 18:14 ]

練習試合   阪神7-5大和高田クラブ ( 2021年11月4日    甲子園 )

<練習試合 阪神・大和高田クラブ>5回無死、佐藤輝は空振り三振に倒れる(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(22)が6日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)で先発起用されることが濃厚になった。井上一樹ヘッドコーチ(50)が「どっかで“らしいバッティング”を出してくれるんじゃないの…という期待を込めて打たせてみる」と示唆した。

 4日の練習試合には「7番・右翼」で先発して二ゴロ、空振り三振、左飛で3打席凡退。前日3日の三菱自動車倉敷オーシャンズとの練習試合も同じ「7番・右翼」で2打席とも二ゴロだった。本番が近づく中、劇的な復調はない。焦りが出てもおかしくない状況でも“平然”にも見える姿に逆に期待感を膨らませた。

 「急激に変わるとは思っていなかったけど(練習中も)“状態は悪くないです”という表情を見ていると、悪くないのかな…と思う。このアマチュアとの試合でも結果は求めてないけど、代わり映えはしない。あとは“やってやるぜ”というアドレナリン。あいつが(打席に)立つことによって(球場が)ものスゴく沸くでしょ」。一戦必勝で挑む日本一への道。大物感を漂わせる佐藤輝なら確かに何かを起こしてくれそうだ。

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2021年11月4日のニュース