西武42年ぶり最下位「逆に凄い!」の声 80年以降1位18回、2位8回、3位8回、4位5回、5位2回

[ 2021年10月30日 19:46 ]

パ・リーグ全日程終了 ( 2021年10月30日 )

42年ぶりの最下位が確定した西武・辻監督(手前)とナイン
Photo By スポニチ

 パ・リーグは30日、今季の全日程が終了。最終順位が確定した。日本ハムはこの日、ロッテに勝ちか引き分けで5位確定だったが、ロッテを5-3で下し、5位が決まった。これにより西武が1979年以来42年ぶりの最下位となった。

 所沢移転1年目の1979年、根本陸夫監督2年目で最下位となって以来42年ぶりの“珍事”が確定し、ネット上でもパ・リーグ全日程終了後すぐに話題に上がると、「逆に凄くない?」「初めて見た気がするって思ったら、生まれてねえよ」「生まれて初めて見る…」「黄金期を見てきた側からすると、なかなか感慨深い」など驚きと“称賛”が相次いだ。

 それもそのはず、最後に最下位になった翌年の80年から今年最下位になるまでに1位が18回、2位8回、3位8回、4位5回、5位2回 でBクラスになったのもわずか7度だけ。82年からは25年連続Aクラスだった。70年代は6位が6回、5位1回、4位2回、3位1回で1、2位はなし(73~82年までの10年間、パ・リーグは前後期制)。最下位になったことで、改めて80年以降の黄金期を含めた西武の凄さがあぶり出される形となった。ちなみに前回のBクラスは14~16年の3年間で5位、4位、4位だった。

続きを表示

2021年10月30日のニュース