日大三・村上「人生初のサヨナラ打」東海大菅生下す 秋季東京都大会

[ 2021年10月30日 13:50 ]

高校野球 東京都大会・準々決勝   日大三8―7東海大菅生 ( 2021年10月30日    八王子 )

9回裏1死三塁から中前へサヨナラ打を放った日大三・村上
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 昨秋の決勝再現カードは日大三がサヨナラ勝ちで、2季連続甲子園出場の東海大菅生を下した。

 両軍相譲らず7―7で迎えた9回裏1死三塁、4回から途中出場の村上太一外野手(2年)が中前へサヨナラ適時打。打撃戦にピリオドを打った。「外の真っすぐ。打球が抜けたらみんなの笑顔が見えて…。小3から野球を始めてサヨナラ打なんて初めてです」。ヒーローが声を上ずらせた。2度の全国制覇を誇る名将・小倉全由監督も「村上は長打力に加え足も速いけど、淡泊で(スタメンに)使いづらかったのに。よく打ってくれた」を目を細めた。

 ライバルを下しての4強進出。秋は2017年以来4年ぶりとなる東京の王者が見えてきた。

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2021年10月30日のニュース