オリックス山本由伸9人目の投手4冠独占!「全て獲りたいと思っていたので実現できてうれしい」

[ 2021年10月30日 17:20 ]

パ・リーグ全日程終了 ( 2021年10月30日 )

25年ぶり優勝の立役者として投手4冠を独占し、完封数を合わせ“5冠”のオリックス・山本由伸
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 パ・リーグは30日、今季の全日程が終了し、個人タイトルが確定した。18勝5敗、防御率1.39のオリックス・山本由伸投手(23)が先発投手4部門を独占。自身初の最多勝と勝率第1位(.789)に、最優秀防御率、206奪三振で奪三振王も合わせた4冠は、2リーグ制以降では江川卓、斉藤和巳らに続く9人目、球団史上初の快挙となった。

 「シーズンが始まる前に獲れるタイトルは全て獲りたいと思っていたので、実現できてうれしい。一試合一試合、精一杯やった結果なので、その積み重ねが、いい数字になって本当にうれしいです」

 一昨年の最優秀防御率、昨季の最多奪三振に続く3年連続のタイトルホルダー。4完封も加えた「投手5冠」は、06年斉藤以来史上8人目。球団新となる15連勝も記録した。「前半、少し負け越したところから15連勝で18勝までいけたのは、いろいろありましたが、結果、本当に一番勝てたのはうれしい。来年もっともっと総合的にレベルアップして、もっといい数字を残せるように頑張りたい」

 96年以来25年ぶりのリーグ優勝を果たしたチームは、10日からのCSファイナルステージに向かう。山本は「チーム全員で勝ちきって、日本一を目指してやっていきたい」と力を込めた。

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