選手間投票でも大谷が受賞ラッシュ ハーパー「見ていて楽しかった」シャーザー「誰も見たことがない」

[ 2021年10月29日 08:45 ]

大谷を絶賛するドジャースのシャーザー(選手会公式ツイッターから)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が28日(日本時間29日)、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に日本選手で初めて輝いた。ア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とのダブル受賞になった。

 選手からは選手会公式ツイッターの動画を通して、絶賛の声が相次いだ。ナショナルズ時代の15年にMVPに輝き、同じく選手間投票でナ・リーグ最優秀野手に輝いたハーパー(フィリーズ)は「凄いとしか言いようがないです。翔平、おめでとう。見ていてとても楽しかったよ。素晴らしい1年だった。これからも楽しみだ」とコメント。サイ・ヤング賞3度を誇り、同じく選手間投票でナ・リーグ最優秀投手に輝いたシャーザー(ドジャース)は「見ていて楽しいです。見事なシーズンでした。こんなピッチングとバッティング誰も見たことがない」と称えた。

 その他にも新人王候補のインディア(レッズ)は「大谷翔平は規格外の選手」と語り、今夏の本塁打競争にも出場したマンシーニ(オリオールズ)は「大谷は(投打)どちら側でも強い選手。投げていなくてもMVP候補に挙がるし、打っていなくてもメジャー最強の投手」と絶賛。さらに、二塁手歴代最多の45本塁打を記録したセミエン(ブルージェイズ)は「控えめに言っても凄い才能の持ち主。投げても、走っても、打っても凄い」と語り、12年MVPで今季復活したポージー(ジャイアンツ)は「リトルリーグで全力でプレーする12歳がそのまま大人になったよう」と話した。今季13勝、248奪三振でサイ・ヤング賞候補に挙がるレイ(ブルージェイズ)は「大谷は5ツールプレーヤー。外野の角に打たれたと思ったら、次の瞬間三塁に立っている。びっくりしますよ」と驚きの声を挙げていた。

 動画の最後には同僚の主砲トラウト(エンゼルス)が登場し「翔平、受賞おめでとう。8回や9回投げた翌日に本塁打を打つなんて。とにかく凄い。歴史的瞬間ばかりだ。おめでとう」と締めくくった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月29日のニュース