ロッテ・荻野 走塁技術で球場沸かせた!“神帰塁”をネット絶賛「まるで忍者」「熟練の技」

[ 2021年10月29日 20:40 ]

パ・リーグ   ロッテ0―5日本ハム ( 2021年10月29日    ZOZO )

<ロ・日>6回1死から左前打で出塁した荻野貴はけん制球に頭から戻る(撮影・長久保 豊)
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 リーグ最多安打のタイトルを“当確”としているロッテの荻野貴司外野手(36)が29日の日本ハム戦(ZOZO)に「1番・左翼」で先発出場。盗塁を決められずリーグ盗塁ランキングトップへ1差のままとなったが、“走塁技術”で球場を沸かせた。

 荻野は6回、1死走者なしから左前打で出塁。盗塁への期待が高まるなか、けん制球により一度はアウトの判定となるもリクエストにより判定が覆りセーフに。その後、盗塁を決めることは出来なかったがネット上では「まさに神帰塁」「荻野さん、まるで忍者」「36歳熟練の技」「荻野君、スーパー帰塁」「荻野選手、すごいテクニックや」「荻野さん半端ないって。とっさの判断でタッチ交わすなんて…そんなんできひんやん普通」と絶賛の嵐。

 荻野はタイミング的にアウトでの帰塁となったが、ヘッドスライディングしながら右手にタッチをしてくる相手のグラブを腕を引いて交わし、左手でベースにタッチ。一度はアウトとなり、恥ずかしそうな表情を浮かべたが、リクエストによりセーフと判定されると球場からは大きな拍手が贈られた。

 荻野はこの日4打数1安打で、今シーズンの安打数をリーグ単独トップ168に伸ばし、既に全日程を消化した2位・柳田(ソフトバンク)との差を13に広げた。チームはわずか2安打で零敗したが、荻野の“走塁技術”がファンの心を魅了した。

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2021年10月29日のニュース