阪神・佐藤輝　通算58打点で球団新人歴代単独3位に浮上　「打点を挙げるのがいいバッター」

セ・リーグ   阪神5－2DeNA （ 2021年8月18日    東京D ）

＜D・神17＞9回、適時打を放つ佐藤輝（撮影・島崎忠彦）
Photo By スポニチ

　大器がまたも記録を塗り替えた。前日17日DeNA戦で2本塁打を放ち、田淵幸一の持つ球団新人本塁打記録に並んだばかりの佐藤輝が、2点リードの9回2死満塁で桜井から右前に適時打を放ち、シーズン通算58打点。並んでいた48年別当薫を抜いて、球団歴代新人で単独3位になった。

　「打点を挙げるのがいいバッターだと思うので。チャンスで勝負強い打撃ができるように頑張っていきたいと思います」

　同点の8回無死一、三塁では、それまで通算6打席対戦して無安打だったエスコバーに対してフルカウントから四球を選んで好機を拡大。その後の勝ち越しにつなげ「しっかりボール球を見極められた。エスコバーもいいピッチャーですし、しっかり粘って見切れたんでよかった」とチームの勝利に安どの表情を浮かべていた。