ソフトB・千賀 五輪後初先発で今季2勝目!リリーフ陣も好投で42イニング連続無失点の球団新記録樹立

[ 2021年8月18日 21:10 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3ー0楽天 ( 2021年8月18日    楽天生命 )

<楽・ソ15>6回を投げ切り連続無失点イニングの球団記録を更新した千賀(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクは先発の千賀が6回2安打無失点とエースらしい投球で4月6日の日本ハム戦(札幌D)以来となる今季2勝目をマークした。千賀が降板後もリリーフ陣の好投で7月14日の楽天戦(ペイペイD)の4回から42イニング連続無失点の球団新記録を樹立した。チームは引き分けを挟んで3連勝を飾った。

 侍ジャパンの一員として好投を見せ、東京五輪での金メダル獲得に貢献した千賀は五輪後初先発となった。味方の援護もあり2ー0で迎えた初回から3者凡退に抑えて上々のスタートを切ると3回まで無安打投球を披露。4回は1死走者なしで浅村にこの試合初安打となるライトフェンス直撃の二塁打を打たれたが、後続を抑えて無失点に抑え、6回89球を投げて、2安打無失点でマウンドを降りた。

 千賀が降板後、嘉弥真、甲斐野、板東と無失点継投し、9回は岩崎が試合を締めて今季6セーブ目をマークした。

 打線は初回2死一塁で栗原のライトへの適時二塁打で先制し、続くデスパイネの中前適時打で初回から2点のリードを奪った。2回も2死一、三塁で柳田の右前適時打で1点追加した。楽天はルーキーの早川が6月20日のオリックス戦(楽天生命)以来となる先発登板となったが6回98球を投げて、10安打3失点で今季4敗目。打線もソフトバンクの投手陣に抑えられて1点も奪えずチームは2連敗となった。

 ▼千賀 もう後がない状況だと、自分で自分を追い込んで投げました。拓也が上手くリードしてくれたお陰で、いい投球ができたと思います。チームが勝つことが一番大切なので、貢献できて良かったです。

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2021年8月18日のニュース