和田一浩氏の目にも涙「色んな人たちが、受け継いできた」 侍ジャパン悲願の金メダルにこらえ切れず

[ 2021年8月7日 23:18 ]

東京五輪第16日 野球・決勝戦   日本2-0米国 ( 2021年8月7日    横浜スタジアム )

ソフトバンクの練習を視察し、柳田(左)と話をする野球評論家の和田一浩氏(中)
Photo By スポニチ

 野球評論家で、元西武、中日で活躍した和田一浩氏(49)が、日本が野球で金メダルを獲得した際に“涙する”一幕があった。

 この日は、NHKの中継番組に出演。同局の東京五輪・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務める嵐の櫻井翔(39)とともにスタジオで観戦していたが、金メダルが確定した瞬間に、櫻井から「いや~感動しちゃいました。和田さん、ちょっと。いかがですか」と振られると、和田氏は感極まった表情で話し始めた。

 「そうですね、本当にこう、今まで。何て言うんでしょうね。野球、(プロが参加してから)金メダル獲ったことなかったんですけども。あの、色んな人たちが、受け継いできたんですかね。そういったものが…」と話すと、約5秒ほど言葉が出ず、ぐっと涙をこらえた。そして、小さな声で「よかったかな、と思います」と加えた。和田氏は2004年のアテネ五輪に出場したが銅メダル。野球関係者としては悲願の金メダル奪還に、胸が熱くなったようだ。

 その後、櫻井は「2008年の悔しそうな姿を目の当たりにしていたので、オリンピックの借りはオリンピックで返すと言った稲葉監督、本当に金メダルで借りを返したこと。あとは、普段、それぞれの球団で戦い合っている選手たちが、ジャパンのユニホームに袖を通して、一丸となって戦っている姿。この結果は、各球団のそれぞれのファンの方々、それぞれの関係者の方々、本当に最高の金メダルになったのではないかと思います」と結んだ。

 和田氏の涙はSNS上でも話題となり、「和田一浩さん…もらい泣きしてもうた…」「和田さん、泣いてる 今日は泣いていいんだよ!」など、もらい泣きするファンも続出していた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月7日のニュース