不戦勝から再試合でサヨナラ負け 境のエース高塚は涙なし「負けてしまったけど楽しかった」

[ 2021年7月22日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権鳥取大会2回戦   境2-3米子松蔭 ( 2021年7月21日    どらドラパーク米子 )

<米子松蔭・境>サヨナラ打を浴び、厳しい表情の境・高塚(撮影・後藤 大輝)
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 境のエース左腕の高塚大輔は、8回まで5安打無失点も9回に暗転したが、「後で(米子)松蔭が出てたら…と言われるのは嫌だった。負けてしまったけど楽しかった」と涙はなかった。

 主将の井上翔太も「不戦勝は驚きもあり、残念だという思いもあった。不戦勝が取り消されたときは、自分たちも成果が出せるということで、やってやるぞという気持ちになりました。自分たちに置き換えたとき、境高の誰かが(コロナに)なったらこうなるんだと思ったら」と相手の気持ちを考え、試合を承諾したことを明かした。

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