巨人3チーム対抗戦 二岡軍・湯浅がMVP「2回中」で決勝打

[ 2021年7月22日 05:30 ]

2回2死一、二塁、井納から左線2点適時二塁打を放つ湯浅(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人は1、2、3軍混合で「元木軍」「阿部軍」「二岡軍」の3チーム対抗戦を東京ドームで開催。視察した原監督は2回に井納から決勝の左翼線2点二塁打を放つなど3安打を放った二岡軍の湯浅をMVPに選出した。

 「結果にこだわってアピールしようと。必死にバットに当てた」と湯浅。4年目の今季は前半戦33試合に出場し、6月にプロ初安打も放った。表、裏に「中」を加えた7イニング制で投手はイニングごとの登板が最初から決まっている変則ルールの中でチームの勝利に貢献。二岡監督も「1軍でどんどん活躍してほしい選手」と期待する。

 敢闘賞には2安打2打点の松原、一発を放った北村、2回完全投球の戸田と1軍実績のある選手が選ばれただけに元木ヘッドコーチは「2軍の選手はもっともっと(頑張らないと)」と若手にさらなる奮起を促す。史上初の対抗戦は計3度もリクエストが行われるなど真剣勝負が展開された。発案者の原監督は「ワンチームで優勝、日本一になることが目標」とうなずいた。(神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月22日のニュース