日本ハムの侍ジャパン戦士・伊藤、近藤 五輪へともに「金メダル獲る」

[ 2021年7月15日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6―2オリックス ( 2021年7月14日    帯広 )

<日・オ>7回2死三塁から右前タイムリーの近藤(撮影・長久保 豊)
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 日本ハムから東京五輪を戦う侍ジャパンに選出された伊藤と近藤がチームを離れる前に取材に応じ、意欲を語った。巨人・菅野の離脱で追加招集された伊藤は「金メダルを目指して戦い抜く。チームに合流した時に良い意味で“伊藤大海変わったな”と思ってもらえるように頑張っていきたい」と口にした。

 他のメンバーに負けない部分を問われると「勝負師としてのここぞというところの強さは自信を持っていこうと思う」と答えた。先発で前半戦にチーム最多の7勝を挙げた右腕は、侍ジャパンでは救援を担う。駒大苫小牧の先輩の楽天・田中将からバトンを受ける展開もある。苫小牧駒大時代にも経験した日の丸を背負う試合を「1球目から勝負球をしっかり出せるということと、気持ちの部分で背負い過ぎないことが重要だと思う。自分以上のものを出そうとすると絶対に出ないので、地に足をつけて出し切る」と見据えた。

 近藤は前半戦最終戦の7回、3連続適時打のトリを飾る右前打を放った。「もちろん金メダルを獲ることが一番。(コロナ禍の)こんな中で野球をやらせてもらっている。しっかり責任を持ってプレーしたい」。稲葉監督にはソフトバンク・松田に代わるムードメーカーに指名されており「チームでやっているようなことをしっかりできたら」と話した。

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2021年7月15日のニュース