阪神・近本 1年目から3年連続100安打到達 古巣の日本選手権Vに力、104打席ぶりアーチ含む2安打

[ 2021年7月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-4DeNA ( 2021年7月14日    甲子園 )

<神・D>3回、近本は右越えソロを放つ(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 阪神・近本の6号ソロは、空砲に終わった。0―2の3回1死。カウント2―2から今永のスライダーを完璧に捉え、右翼席に運んだ。

 「出塁することと次につなぐことを意識していた。結果的にホームランになったことは良かったですが、最後に打てなかったのが悔しい」。6月13日楽天戦以来、24試合104打席ぶりのアーチ。1点劣勢の9回2死二塁でも快音を期待されたが、遊飛に倒れた。

 1点差負けの責任を痛感したが、8回の左前打でシーズン100安打に到達した。1年目から3年連続は、00年坪井智哉以来球団史上5人目。古巣・大阪ガスの日本選手権連覇にも、勇気をもらった。「前半はチームに迷惑をかけてしまうことも多かったので、勝利に貢献できるように精いっぱい頑張りたい」。気持ちは早くも、後半戦に向いていた。

続きを表示

2021年7月15日のニュース