虎の6月戦線で明暗 好調・近本は月間打率・368 不振の大山に矢野監督「ちょっと我慢のところ」

[ 2021年6月30日 22:10 ]

セ・リーグ   阪神2-2ヤクルト ( 2021年6月30日    甲子園 )

<神・ヤ(11)> 2回1死、中村の打球を好捕する近本 (撮影・平嶋 理子)
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 引き分けで6月の戦いを終了した阪神。打線で目立っているのはリードオフマン・近本の好調さだ。この日も4打数2安打。初回は中前打から、リーグトップタイとなる16個目の盗塁を決め、マルテの先制二塁打につなげた。6月の月間打率は・368のハイアベレージを記録した。8回に同点の13号ソロを放ったマルテも月間・317で4本塁打、14打点と数字を残した。

 一方、ルーキー佐藤輝は月間打率・284、6本塁打、10打点。大台の20本を目前にして、6試合アーチが止まっている。6番に回った大山も月間打率は・211と苦しい打席が続く。矢野監督も「ずっと1年間調子いいというのはなかなか難しいので、そういうところでは早くどう脱出できるかというのもコーチや、その選手たちも一人一人必死にやってくれてる。それが早く結果として結びついてくれたらいい。ちょっと我慢のところだと思う」と分析。月が変わり、流れも変えたいところだ。

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2021年6月30日のニュース