巨人・原監督「野球の難しさ」 山口快投も援護できず連勝ストップ「まだ後ろを振り返ることは必要はない」

[ 2021年6月30日 21:22 ]

セ・リーグ   巨人0ー1広島 ( 2021年6月30日    東京D )

<巨・広>9回、敗戦し厳しい表情で腕を組む原監督(右)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は30日、本拠地での広島戦で0-1で敗れ、連勝が8で止まった。2シーズンぶりに日本球界に復帰した山口俊投手(33=前ジャイアンツ傘下3Aサクラメント)が19年10月9日(ファイナルステージ・阪神戦)以来の本拠地・東京ドームのマウンドで8回1死まで無安打投球も、野間に一発を浴びて今季初黒星。チームの連勝が8で止まったことに原監督は「まだ後ろを振り返ることは必要はないと思います」とコメントした。

 原監督との試合後の一問一答は以下の通り。

 ―山口は8回1死まで無安打だった。
 「非常に球の走りも良かったしね。いいピッチングしたけど、まあ野球の難しさというところでしょうな」

 ―ストライク先行で攻めていった。
 「と思いますね」

 ―打つ方がもう少し早く援護を。
 「まあやっぱり相手投手も気迫のあるね、いいピッチングをされたというところでしょうな」

 ―初回の攻撃で何とか動かしたいというベンチの意図もあったのかと。
 「まあ初回…うーん、まあそこを言っちゃうとね。しょうがないでしょうな」

 ―山口は打席でも気迫のあるスイングをしていた。
 「気迫があってんのか、そうなってんのかっていうのは良く分かんないけど(笑い)。いずれにしても、集中力のあるところじゃないでしょうか」

 ―バックも盛り立てていた。
 「まあしかし、0点だからね。何とか打線がというところは、あるけれど。野球の難しさですね」

 ―連勝自体は途絶えましたが、6月は12勝7敗3分け。
 「まだ後ろを振り返ることは必要はないと思います」

 ―明日は菅野が復帰する。
 「本人もいい緊張感のなかで投げるでしょうしね。まあ、それを今回バッターもバックアップしてあげてね、一丸となるというところでしょうね」

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2021年6月30日のニュース