無念の降雨コールド負け　中日・大野雄　中断重なるタフな展開に逆転許すも「言い訳できない」

セ・リーグ   中日2－3DeNA （ 2021年6月29日    神宮 ）

＜D・中(11)＞中断に悩まされながらも雨の中で力投する大野雄（撮影・島崎忠彦）
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　雨に泣かされた。中日の大野雄は5回1/3を3失点ながら6敗目。4度の降雨中断を挟んだ末に6回裏1死でコールドゲームとなったが、うち2度の中断は登板時と悪コンディションに悩まされ「中断だらけでタフなゲームだったが、言い訳はできません。こういうタフなゲームを勝ってこそなんぼ。チームに申し訳ない」と唇をかんだ。

　2―1の5回2死二塁から牧の適時三塁打で追いつかれると、桑原に左前へ決勝打を許した。桑原には今季11打数8安打と相性が悪く「対策はしていたが、今日はすべて逆の意味で、はまってしまった」とうなだれた。雨による中断をへた、再開直後の失点だけに与田監督も「両チームとも天気を意識しながらのゲーム。そこで抑えるかどうか」と指摘した。