楽天のドラ2位右腕・高田孝が初回に頭部死球で危険球退場 1軍デビュー戦はわずか16球で終了

[ 2021年6月26日 14:10 ]

パ・リーグ   楽天-ソフトバンク ( 2021年6月26日    楽天生命パーク )

<楽・ソ10>初回2死三塁、真砂に頭部死球を与え、危険球退場となる高田孝(撮影・尾崎 有希)
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 楽天のドラフト2位ルーキーで右腕の高田孝一投手(23)が26日、ソフトバンク戦(楽天生命パーク)でプロ初先発初登板を果たしたが、初回に危険球で無念の退場となった。

 初回、1点を失ってなおも2死三塁から真砂への2球目の134キロのカットボールがヘルメットを直撃した。すぐさま危険球退場が宣告され、デビュー戦はわずか16球で降板する異例の事態となった。

 最速156キロを誇る本格派右腕で、法大からドラフト2位で楽天入り。開幕1軍は逃したが、2軍では先発ローテーションの一角として4勝5敗、防御率2・82の成績を残した。涌井が成績不振で6月19日に出場選手登録を外れたことで、1軍デビューのチャンスが巡ってきた。

 前日には「ソフトバンク打線にどれだけ通用するのか試してみたい」と意気込み、石井監督も「気負わずに思いきりいってほしい。爪痕を残してほしい」と送り出した。思わぬ形でマウンドを降り、ほろ苦いデビュー戦になってしまった。

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