ブルペンで43球 リハビリ中の阪神・高橋「そろそろ実戦に」、小林は「徐々に上げていけたら」

[ 2021年6月26日 05:30 ]

阪神・高橋遥人

 春季キャンプ中に右脇腹の筋挫傷で離脱して以降、リハビリを続けている阪神・高橋が、今月8日にブルペン投球を再開後、4度目のブルペンで変化球を織り交ぜながら43球を投じた。

 「(状態は)何とも言えない感じですね。けど、結構(離脱してから)間も空いているんで、そろそろ実戦に入れるように、ずっと準備はしているんで。後はコーチとかトレーナーさんと話して、自分の体と相談します」

 潜在能力は抜群ながらも、毎年故障に苦しんできている左腕。「今年(リハビリが)長いんで。毎年ケガしているのであれですけど。何回もケガしてきたんですけど、今年が一番もどかしい感じが強い」と我慢の時期を過ごしている。それでも「早く復帰したいですけど、復帰しても自分のボールを投げられないと意味がない。焦ったほうがいいですけど、あまり早く(復帰)しすぎて全然(状態が)戻ってないなってなるよりも、時間をかけた方がいい」と復帰の明確なめどは立てず、万全な状態に戻すべく調整を続けている。1軍での躍動が待たれる背番号29は「上が勝っているんで、まずはそこ(1軍)じゃなくてしっかり早くファームの試合で投げて、(昇格)候補に挙がってくるような結果を残せれば」と先を見据えた。

 また、今月5日のソフトバンク2回戦で打球処理の際に左足首を負傷し、戦線離脱していた小林は前日24日にブルペン投球を再開。「後は実戦で。徐々に上げていけたらいいかなと思います。上で投げていたときよりはまだまだですけど、状態としてはそんなに悪くないかなと思います」と、こちらは実戦復帰に一歩近づいた。

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