大島康徳さん、妻がブログ代筆「主人はとても楽しみにしておりましたが」 名古屋イベントはリモートに

[ 2021年6月26日 20:17 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 4年前にステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表して闘病を続けている元日本ハム監督で野球解説者、大島康徳さん(70)のブログが26日、妻によって更新され、翌27日に予定されているイベント出席断念を発表した。

 大島さんは17日に再入院したが、在宅看護に切り替えて24日に退院したばかり。27日に愛知県名古屋市で開催される「がんフォーラム」では「がんになっても人生フルスイング」と題したスペシャル対談を行う予定になっていたが、妻が代筆したブログで「会場である名古屋へ行くことを主人はとても楽しみにしておりましたが残念ながらそれは叶いませんでした」と報告。

 その上で「絶対に参加したい仕事!という主人の強い希望で明日、自宅からリモートで参加させて頂く準備を、スタッフさんが整えて下さいました」とリモート出演の準備が整ったことを明かし「明日の主人の体調次第では私が精一杯のご協力をさせて頂く予定です。そうなりますと大役でございますので…私で大丈夫だろうかという不安もございますが…主人と気持ちを一つにして頑張りたいと思います」と続けた。

 現役時代に中日、日本ハムでプレーし、日本ハム監督も務めた大島さんは2017年2月にステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表。今月3日に入院した病院でたまった腹水3リットルを抜く処置を受け6日に退院したが、17日に再入院した。20日深夜には愛妻がブログを代筆して「主人の在宅医療の準備を週明けから具体的に進めたいと思っています」とし、21日には大島さん自身が更新したブログで肺への転移を公表。24日に退院して自宅療養が続いている。

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2021年6月26日のニュース