09年WBC世界一の指揮官が贈る 巨人・原監督、稲葉ジャパンに3つの“金”言

[ 2021年6月17日 05:30 ]

練習前、東京五輪野球日本代表のメンバーに選ばれた菅野(手前)を見つめる原監督(撮影・木村 揚輔)
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 09年WBCで世界一連覇を達成した巨人・原監督が、侍ジャパンの稲葉監督に3つの「金言」を贈った。

 (1)全てを「利」にする

 「どういうことでも利に変えることが重要。今回に関しては地の利がある」。ストライクゾーンなどルールの違いもプラスに考え逆利用すべし。

 (2)過ちははばかることなく変える

 「自分の考えをしっかり持つ。それに対して“あっ”と思ったら、過ちをはばかることなく変える。それが監督」。短期決戦では指揮官の決断が勝敗を左右する。時に柔軟に。

 (3)チャレンジ精神

 「一発勝負で独特の五輪。味わった人はいない。だから逆にチャレンジ精神でやってもらいたい」。自国開催だが守りに入らず、攻めの姿勢こそ好結果を生む。

 18日の阪神戦に向けジャイアンツ球場で全体練習。20日に登板予定だった菅野は本調子ではないため出場選手登録を抹消し、リーグトップ6勝の高橋を送る。(神田 佑)

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