緊急降板の巨人・高橋は「左脚の違和感」 球団が発表 今季リーグトップ6勝も…

[ 2021年6月1日 22:02 ]

交流戦   巨人4―4西武 ( 2021年6月1日    東京D )

<巨・西>3回の投球練習中、膝に手をつき、苦笑いする高橋(撮影・木村 揚輔)
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 西武戦(東京D)に先発登板し、4回途中3安打無失点で緊急降板となった巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)について、巨人は試合後、「左脚の違和感を訴え、大事をとっての交代」と発表した。

 高橋は3回表開始前の投球練習中にボールが高めに大きく外れると、その直後に膝へ手をつき、マウンドに座り込んだ。巨人ベンチからは慌てて元木ヘッドとトレーナーが駆け付け、高橋と会話。元木ヘッドに見守られながら投球練習を再開すると、やや足を気にしながらもそのまま続投となった。心配されたこの回だったが、1死から森に2打席連続となる二塁打を打たれたものの、後続を打ち取って無失点。ベンチに戻ると宮本投手チーフコーチとトレーナーとの会話が続いたが、直後に1死で打順が回ると、そのまま打席へ。見逃し三振でベンチに戻った。

 だが、0―0のまま突入した直後の4回だった。1死から愛斗を四球で歩かせると、続く岸にはストレートの四球を与えて一、二塁。足を気にする仕草も見せていたため、ここで桑田投手チーフコーチ補佐がベンチを出て、直後に原監督が2番手右腕・畠への投手交代を告げた。高橋の投球内容は3回1/3で打者16人に対して69球を投げ、3安打無失点。3三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 巨人はエース菅野、今村とローテーション投手が登録抹消中。今季ここまでリーグ単独トップの6勝(1敗)をマークしている左腕の状態が心配される。

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