堀内さん「しかし、すごい選手が出てきたね」サトテル絶賛 このままケガなく「それだけだね、お願いは」

[ 2021年6月1日 17:45 ]

堀内恒夫氏
Photo By スポニチ

 現役時代に巨人エースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(73)が1日、自身のブログを更新。阪神の“規格外”ドラフト1位ルーキー、佐藤輝明内野手(22=近大)を「しかし、すごい選手が出てきたね」と絶賛した。

 ズバリ、「阪神 佐藤輝明選手」のタイトルでブログを更新。読者の希望に応え「今日は、阪神の佐藤輝明くんについて一言いこう」と宣言すると「ドラフト1位で野手を指名する。それが複数球団競合してってなかなかないからね。注目して見ていたよ」と昨年のドラフト会議で巨人も1位入札した佐藤輝について書き出した。

 そして「大学とプロではピッチャーのボールが違う。正直、もうちょっと変化球に苦しむかなって思っていたけどいい方向に予想が外れた(笑)しかし、すごい選手が出てきたね」と5月28日の西武戦(メットライフD)で長嶋茂雄(巨人)以来63年ぶり史上3人目となる新人選手の1試合3本塁打をやってのけた怪物ルーキーに舌を巻いた。

 そして「まず、何が良いってフルスイングできるところ。三振が多いと言われているけれど彼にはホームランを求められているわけだからまずはフルスイング。それでいいと俺は思うよ」と私見をつづり「先日のソフトバンク×巨人戦でソフトバンクのバッターに何本ホームランを打たれて痛い目にあったか(笑)」と5月28日、29日の2試合だけで巨人投手陣がソフトバンク打線に9本塁打されたことも引き合いに出した。

 「佐藤くんの存在が阪神というチームに良い刺激を与えていると思うし良い状態で首位を走っているのも事実。これから経験を積んで精度をよくしていけば自ずと三振も少なくなっていくだろう。今年はすでにホームラン王争いとして名前が躍っているけれども巨人に岡本、ヤクルトに村上くんと若い力が魅せてくれる。切磋琢磨しながら成長していく姿が頼もしいね。このまま怪我なくいってほしい。それだけだね、お願いは」と愛情たっぷりにエールを送った。

続きを表示

2021年6月1日のニュース