巨人、17安打9得点で交流戦初戦飾った 戸郷が交流戦初登板初勝利、ウィーラー全球団制覇弾

[ 2021年5月25日 20:59 ]

交流戦   巨人9ー4楽天 ( 2021年5月25日    東京ドーム )

<巨・楽>4回2死一、二塁から逆転3ランのウィーラー(右)を迎える(左から)大城、戸郷(撮影・光山 貴大)
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 巨人は25日、本拠地・東京ドームで楽天と対戦し9―4で勝利した。

 打線が楽天先発・岸を序盤から攻めた。2回に先頭で打席に入った5番・スモークが右翼席に豪快に運ぶ5試合ぶりの5号ソロを放ち幸先よく先制。スモークは4回にチェンジアップをうまく拾う技ありのタイムリーも放った。

 2-4の4回には2死一、二塁から2番・ウィーラーが岸の初球のスライダーを捉えて左翼席に運ぶ12試合ぶりの逆転6号3ラン。この本塁打で全12球団からのホームランとなり、広島・長野久義に続いてプロ野球史上40人目の快挙となった。

 その後は7回に4番手・ブセニッツから連続押し出し、松原のタイムリーなどで4点を追加し勝負を決めた。打線は17安打を放ち9得点を奪った。

 先発はプロ3年目で交流戦初登板となった戸郷。初回から3回まで無失点に抑えた。だが、4回に連続二塁打を浴びて失点。続く浅村を四球で無死一、三塁とし、4番・島内に逆転3ランを許し、この回4失点。それでも5回には丸のスーパープレーに救われるなど、5回4失点と粘りの投球で降板した。

 その後は大江、鍵谷、中川、デラロサで守り抜き、交流戦初戦を白星で飾った。戸郷はうれしい交流戦初勝利で今季初の2連勝で4勝目(2敗)を挙げた。

 楽天は先発の岸が4回で12安打を浴びて5失点と崩れたのが誤算だった。岸は4月6日の西武戦(メットライフドーム)以来の勝利とはならず、今季4敗目(2勝)となった。

 ▼巨人・スモーク(2回に右越えの5号先制ソロ) 初めての対戦だったが、きた球に対してしっかりとスイングできたよ。先制できて良かったね!センキュー!

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2021年5月25日のニュース