巨人“魔の金曜日”か…2週連続零敗で再び貯金ゼロ 菅野復帰戦で7回2失点も今季初黒星 

[ 2021年4月9日 21:09 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2021年4月9日    マツダ )

<広・巨>初回、先頭の菊池涼に先制ソロホームランを浴びた菅野(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人は敵地での広島戦に0―2で敗れて連勝ならず。再び貯金がなくなった。零敗は2日のヤクルト戦(東京D)以来今季2度目で、金曜日は2週連続の無得点。球団ワースト単独2位の11試合連続3得点以下となり、1993年の球団ワースト12試合連続にリーチがかかった。広島は連敗を2で止め、貯金2としている。

 巨人は4年連続7度目の開幕投手を務めた菅野が足の違和感による登録抹消から復帰して3月26日に行われたDeNAとの開幕戦(東京D)以来となる今季2度目のマウンドに上がったが、初回、菊池涼と鈴木誠に本塁打2発を浴びて2失点。その後は失点を許さず7回4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。

 広島は初回、菊池涼がプロ10年目で自身初となる初回先頭打者アーチを放って先制。菊池涼の開幕13戦連続安打&通算99号となる2試合ぶりの4号が号砲となると、2死後に主砲の鈴木誠が待望の今季1号を含む2発を放った前夜のヤクルト戦(神宮)から2戦連発となる3号ソロで続いて初回に2点を先取した。その後は無得点に終わったが、投げてはエースの大瀬良が6回で104球と球数は多いながらも6安打無失点に抑えて今季2勝目を飾り、巨人戦通算10勝目。本拠マツダでの巨人戦は入団から無傷の7勝2ホールドとなった。

 ▼巨人・菅野 久しぶりの登板で最初バタバタしてしまいましたが、開幕戦よりはいい投球ができたと思うので、また次につながると思います。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月9日のニュース