東海大菅生 サヨナラで初のベスト8 若林監督「勝負根性を見せたというところで感じてくれた」

[ 2021年3月27日 11:58 ]

第93回選抜高校野球大会第8日第2試合 2回戦   東海大菅生5-4京都国際 ( 2021年3月27日    甲子園 )

<東海大菅生・京都国際> 9回2死満塁、東海大菅生・多井はサヨナラ二塁打を放つ (撮影・平嶋 理子)                                           
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 第93回選抜高校野球大会第8日は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合では、東海大菅生(東京)が5-4で京都国際(京都)を下し、6年ぶり4回目の出場で初のベスト8入りを果たした。

 9回劇的なサヨナラ勝利に若林弘泰監督は「勝負根性を見せたというところで感じてくれたんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。代打の多井耶雲が決勝の右翼線2点適時二塁打。「彼は最後の最後にメンバーに入ったんですけれども、秋もメンバー外でこつこつと練習して自分の持ち味生きる道と言うか、困ったときには投手でもいけるぞと言うところを見せてくれたので、メンバー入りしたんです。気持ちが強い子なんで最後の最後に信じて出したんですけれども、見事にこたえてくれました」と話した。

 投げては6回から登板した2番手の3年生左腕・松永大輝が3回無失点、9回はエース左腕の本田峻也が奮闘を見せた。「松永が粘って失点を防いで、最後は(初戦で)投げれなかった本田がいけるというところで言って、それが勢いになったかと思います」と話した。

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2021年3月27日のニュース