16年ぶりのリーグ優勝は譲れない 阪神・矢野監督が必勝祈願「本当に開幕にワクワクしています」

[ 2021年3月24日 05:30 ]

広田神社を参拝した阪神・矢野監督(現場代表)
Photo By 代表撮影

 阪神・矢野監督が23日、藤原崇起オーナー兼球団社長らとともに兵庫県西宮市の広田神社を参拝した。開幕前恒例の必勝祈願で改めてリーグ優勝、日本一を宣言。その後は甲子園室内の2軍練習を視察するなど、精力的に動いた。

 「優勝、日本一になるために必要な準備はキャンプ、オープン戦でできた。その結果がオープン戦優勝という形になったと思うので、手応えを感じています。本当に開幕にワクワクしています」

 オープン戦は9勝2敗2分けの好成績。開幕1軍メンバーだけでなく、視察した2軍にも遜色ない選手がそろう。「1軍登録するやつだけで戦うわけではないし。2軍のみんなも状態がいいという話も多いので、頼もしく思う」。勝負の3年目へ、出陣態勢はほぼ万全だ。 (山添 晴治)

 <23日の矢野監督語録>

 ▼2軍練習も視察 神社参拝もあったからさ。向こう(鳴尾浜)に行っても長く見る時間もないし、平田さんとも話をしたかった。こっちも気になるメンバーも多くいるので、向こうはみんな(コーチ陣)に任せていいかなと思って。

 ▼9回打ち切りで戦い方も変わる それはそうなる。ウチもそうやし、他のチームも勝負が早くというのは普通に考えてあり得ることかなと思うし。もちろん守りの部分では先発が長く投げていってくれたらという理想的なものもあるけど。勝負にいくとなれば、代えるのも一つだし。攻撃でいえば足を使うというのも一つ。1点を防ぐというという部分でも(9回)打ち切りというのは、より勝負にいく段階が早くなるとは思います。

 ▼馬場は2軍で先発&中継ぎの両にらみで準備 十分にありえるよ。中継ぎから急に先発ってやっぱりできないんで。先発から中継ぎというのは去年アイツもやってるし。俺も見てきた中でそれはできるかなというのもあるんで。

続きを表示

2021年3月24日のニュース