春夏通じて初出場の京都国際 韓国語の校歌流れる

[ 2021年3月24日 12:02 ]

第93回選抜高校野球大会第5日第2試合 1回戦   京都国際-柴田 ( 2021年3月24日    甲子園 )

<柴田・京都国際>両校のスターティングメンバ―(撮影・成瀬 徹)  
Photo By スポニチ

 第93回選抜高校野球大会第5日は24日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。第2試合では、ともに春夏通じて初出場の京都国際と柴田(宮城)が対戦した。2回の攻撃前に全校の校歌が流されており、2回表の攻撃前には京都国際の韓国語の校歌が流れた。

 同校は韓国系学校をルーツに持ち、1999年に初の外国人学校硬式チームとして日本高野連に加盟。甲子園で外国語の校歌が流れるのは珍しいケースと言える。

 校歌について、1月29日の選抜出場校決定の際には朴慶洙(パク・キョンス)校長が、18年に校歌の変更の可能性を含め全校生徒らに聞き取りをしたが「生徒は“今のままが好き”ということだった」と変更しなかった経緯を明かし、山口吟太主将(3年)も「甲子園で歌います」と意気込んでいた。

続きを表示

2021年3月24日のニュース