九州独立リーグが開幕!熊本市出身の水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」で盛り上げた

[ 2021年3月20日 20:50 ]

開会式に登場し雨のグラウンドで熱唱した水前寺清子
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 九州に誕生した新たなプロ野球独立リーグ「九州アジアプロ野球リーグ」が20日、熊本・リブワーク藤崎台球場で開幕を迎えた。

 あいにくの雨にもかかわらず約700人の観客がスタジアムにかけつける大盛況となったが、開幕戦の「火の国サラマンダーズ―大分B―リングス」は中止に。ただ、開会式のセレモニーは予定通り行われ、熊本市出身の歌手・水前寺清子(75)も登場。国歌斉唱と自身のヒット曲「三百六十五歩のマーチ」を熱唱しスタジアムを盛り上げた。

 火の国サラマンダーズの指揮を執るのはプロ野球ソフトバンクホークスなどで捕手として活躍した細川亨監督(41)。開会式の後に取材に応じ「たくさんの方にご尽力を頂いて、残念としか言葉がない」と試合中止に肩を落としたが「お客さんがこんなに入ってくれてビックリした。選手にはいい流れになってくれれば」と期待も口にした。

 ここからがスタート。「一人も多くNPBに行けるように指導していきたい」と決意を語り「独立リーグの日本一を取りにいく」と目標を誓った。

 「NPBにも火の国サラマンダーズの名が届くようになれば熊本を元気、勇気付けられると思う」。

 地元の誇りとなるチームへ、細川監督が辣腕をふるっていく。
 
 「火の国サラマンダーズ」は今後、公式戦36試合を戦い、ソフトバンク三軍、琉球ブルーオーシャンズ、四国アイランドリーグplusとの交流戦60試合を行う。

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