「さわやかイレブン」の池田も成功 開幕戦で本盗!神戸国際大付・青木監督の積極采配が勝利につながる

[ 2021年3月20日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会第1日第1試合 1回戦   神戸国際大付3ー2北海 ( 2021年3月19日    甲子園 )

<神戸国際大付・北海>9回1死一、三塁、同点のホームスチールを決める神戸国際大付・板垣(左)(撮影・後藤 正志)
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 神戸国際大付・青木尚龍監督(56)の積極采配が勝利につながった。1点を追う9回、2安打で1死一、三塁とし打者・武本琉聖にはカウント1―1からスクイズのサイン。外角球を空振りしたが、捕手がはじく間に三塁走者が生還(記録は重盗)する幸運に恵まれた。

 「とにかく(点を)取らないとダメなところだった。(三走が)走った瞬間にセーフになると思いました」

 反撃を呼ぶ6回の1点も1死一塁から二盗に成功してチームのムードを高めるなど計5盗塁。好左腕の木村大成を足で揺さぶった。

 開幕戦における本盗は「さわやかイレブン」で準優勝した74年池田の雲本博が函館有斗(現函館大有斗)戦で記録。池田もこの試合で5盗塁していた。歴史は繰り返される…。神戸国際大付も05年4強を超える躍進へ勢いを得た。

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2021年3月20日のニュース