オリックス、平野と契約合意 10日入団会見&チーム合流へ 年俸1・5億円+出来高で1年契約

[ 2021年2月6日 15:30 ]

オリックスに復帰することが分かった平野佳寿(AP)
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 オリックスは6日、米マリナーズからFAになっていた平野佳寿投手(36)と契約合意したと発表した。1年契約で、年俸は1億5000万円プラス出来高払い。背番号は「16」。10日に宮崎県内で入団会見を行い、春季キャンプ中のチームに合流する。

 平野が17年以来4年ぶりに古巣復帰する。この日、キャンプ地で代表取材に応じた福良淳一GMは「向こう(メジャー)が、ああいう状況ですから“どうかな”と考えていました」と説明。「何回か話をしている。ブルペンも厚くなるし、人間的にも素晴らしい。そういうところもプラスアルファがある。若手の成長にもつながるかなと。大きいんやないですか」と期待した。

 楽天に2年契約で8年ぶりに復帰した田中将は、メジャー再挑戦も視野に入れた契約を結んでいる模様。福良GMは平野については、「今のところ、そういうことは話をしていない。うちでずっとやってもらうのが1番良いかなと思うが、そこはまた(シーズンが)終わった時の話になると思う」と話した。

 平野は京都・鳥羽、京都産業大を経て2006年にドラフト希望枠でオリックスに入団。18年にダイヤモンドバックス入りし、マリナーズでプレーした昨季は新型コロナウイルス感染で出遅れ、13試合で0勝1敗4セーブ、防御率5・84。メジャー通算150試合で9勝9敗8セーブ、防御率3・69だった。

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2021年2月6日のニュース