セMVPの菅野智之 記録づくめのシーズンで「もう1回獲りたかった」と話した賞は?

[ 2020年12月17日 19:41 ]

10月6日、通算100勝を開幕からの13連勝で飾り、ボードを手に笑顔を見せる巨人・菅野
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が17日に都内で開かれ、セ・リーグの今季の最優秀選手(MVP)に巨人・菅野智之投手(31)が選出された。14年以来6年ぶり2度目の受賞に、会見では「僕だけの力じゃ取れなかった。チームが優勝しないとこういう賞もいただけない。多くの方々に感謝したい」と笑顔をみせた。

 今季はプロ野球記録となる開幕投手からの13連勝を樹立。平成生まれとしては史上初めて通算100勝を達成した。14勝2敗、防御率1・97でチームの2年連続リーグ制覇に貢献。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得して2冠に輝いた。

 記録づくめのシーズンとなり「最高勝率だけなぜか縁がなかった。今年こういう形で取れてうれしい。しいていうなら防御率をもう1回獲りたかった。それ以外は満足しています」と感想を口にした。

 巨人は8日に菅野が大リーグ球団と交渉するため、ポスティングシステムの申請を行ったと発表。全30球団に契約可能選手として通知され、交渉は米東部時間8日午前8時(日本時間8日午後10時)から来年1月7日午後5時(同8日午前7時)までとなっている。大リーグの今オフの移籍市場は新型コロナウイルスのため不透明な状況。菅野は巨人残留も選択肢に入れて、年内決着を望んでいる。

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2020年12月17日のニュース