阪神・原口 現状維持の2800万円で更改 来季目標は100試合出場「前半から飛ばしたい」

[ 2020年12月17日 14:36 ]

現状維持の年俸2800万円で契約更改した原口文仁=阪神球団事務所(代表撮影)
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 阪神・原口文仁捕手(28)が17日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季2800万円から現状維持で更改(金額は推定)。「来季に向けて気持ちも前を向いていますし、切り替えてやっていきたいという思いで押しました」と決意を新たにした上で、今季を振り返った。

 「前半が自分の中で苦しんだ部分があったので、前半の数字はチームになかなか貢献できなかったという思いが強いです。後半はある程度、出た場面で結果を残すことができたので、そういったものを来季は前半から、飛ばして結果を出して行けたらと思います」

 今季は48試合出場、打率.278、3本塁打、19打点。本職の捕手としてのスタメン出場は10試合にとどまったが、持ち味の打撃面で勝負強さを発揮し、存在感を示した。特に勝負どころで35試合に起用された代打としては打率.300、1本塁打、9打点、出塁率.400をマーク。欠かせない戦力として、チームの2位躍進に貢献した。だが、満足できるわけがない。

 「(目標は)まだ試合出場が少ないので、試合に出ること。ここ2~3年は100試合にもまったく届かないので、そこはやっぱり目指したいですし、100試合に出るためには結果も出していかないと付いてこないと思うので、1試合、1試合、結果にこだわってやっていきたいです」

 キャリアハイの成績を残した16年は107試合に出場し、打率.299、11本塁打、46打点をマークした和製大砲。来季、復権を期す。

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2020年12月17日のニュース