西武、名古屋学院大・宮本ジョセフ拳を育成3位指名 “野球版サニブラウン”伸びしろ十分な未完の大器

[ 2020年10月26日 20:09 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2020年10月26日 )

名古屋学院大・宮本ジョセフ拳
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、西武が育成3位で名古屋学院大の宮本ジョセフ拳外野手(21)を指名。交渉権を獲得した。

 中央球界では無名の存在だった「野球版サニブラウン」。父がガーナ人、母は日本人で日本生まれの日本育ちは、陸上男子100メートルの日本記録保持者であるサニブラウンと同じ。

 大学通算20本塁打のパンチ力ある打撃に加えて遠投110メートルの強肩も魅力だ。また、高校1年まで8秒3だった50メートルのタイムも現在では5秒9。身体能力の高さは一級品で、伸びしろ十分な未完の大器だ。

 ◆宮本ジョセフ拳(みやもと・じょせふ・けん)1999年(平11)3月24日生まれ、三重県四日市市出身の21歳。小1から中部野球少年団で野球を始める。橋北中では四日市ボーイズでプレーし外野手兼捕手。豊川では2年秋からベンチ入り。3年夏は愛知大会3回戦敗退で甲子園出場なし。名古屋学院大学では1年春からリーグ戦出場。1メートル75、86キロ。右投げ右打ち。

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