元メジャー・田沢は指名漏れ BC埼玉・角監督「できる限りサポートを」残留も含めて話し合いへ

[ 2020年10月26日 20:49 ]

ドラフト会議をBC埼玉・田沢不在で見守った角晃多監督(右から2人目)ら(撮影・西尾 大助)
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 レッドソックスなどで活躍し、今季途中から独立リーグのルートインBCリーグ埼玉でプレーした田沢純一投手(34)は指名漏れとなった。

 埼玉・熊谷市内で本人に代わり、取材に応じた角晃多監督は「残念の一言。世界で活躍した姿を日本の皆さんに届けたかった」と残念がった。今後については「野球人生の大きな分岐点になる。できる限りサポートしたい」と残留を含めて話し合うと説明した。

 田沢はドラフト1位候補だった08年にNPB球団に指名回避を要望し、レ軍と契約。メジャーでは通算388試合に登板し、13年にはセットアッパーとして世界一に輝いた。

 今年7月に加入したBC埼玉では16試合全てで救援登板し、16回8失点。9月には指名を拒否して海外へ渡った選手との契約を一定期間禁止する通称「田沢ルール」が撤廃されたため、今ドラフトで指名可能となっていた。

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