広島1位のトヨタ自動車・栗林 “指名漏れ”からドラ1に「トヨタに来てなかったら違う人生だった」

[ 2020年10月26日 17:29 ]

広島1位指名を受けた栗林良吏は色紙に目標を書く(撮影・後藤 大輝)
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 26日のプロ野球ドラフト会議で広島からの1位指名を受けたトヨタ自動車・栗林良吏投手(24)が、愛知県豊田市内で会見を行った。

 「こんだけコロナの中で色々と社会が厳しい中で、会議が開けたこと。広島東洋カープさんから1位指名していただいてうれしく思います、トヨタも赤。違和感なく入れるかと思います」

 最速153キロの直球にカットボール、フォーク、カーブを操る社会人No・1右腕。昨年末にはJABA選抜でアジアウインターリーグ(台湾)に参戦し、プロ相手に6試合で1勝0敗4セーブ、防御率0・63をマークするなど実績も十分だ。

 名城大時代には、侍ジャパン大学代表入りしながら、上位指名以外なら社会人との方針を示し“指名漏れ”を経験した。トヨタ自動車での2年間を経てつかんだドラフト1位。「まさか1位指名いただけると思ってなかった。うれしいのが一番です。人間的にも成長させていただいた。トヨタに来てなかったら、全然違う人生だった。来てよかった」と喜んだ。

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