セガサミー・森井 11球団スカウトの前で149キロ快投 西武・渡辺GM「ボールが重そう」

[ 2020年9月24日 05:30 ]

都市対抗野球 東京2次予選   セガサミー5ー8JR東日本 ( 2020年9月23日    大田 )

<JR東日本・セガサミー>先発で6回無失点と好投した森井
Photo By スポニチ

 都市対抗東京2次予選が開幕し、今秋ドラフト候補で最速152キロを誇るセガサミーの森井絃斗(げんと)投手(21)がJR東日本との第1代表決定トーナメント1回戦に先発し、6回を5安打無失点と好投した。試合は救援陣が打ち込まれて逆転負けした。

 板野(徳島)時代からプロも注目した高卒3年目右腕。11球団のスカウトが視察する中、最速149キロの直球とカットボールを軸に得点を許さない。走者を背負っても3併殺で切り抜け「良くないなりにゼロに抑えられた。カットボールをうまく使って併殺も取れた」。西武の渡辺久信GMは「高校時代も見たけれど良い投手だね。ボールが重そうという印象。悪いながらもしっかり試合をつくっていた」と評価した。

 元広島で都市対抗予選初采配となった西田真二監督は「森井はよく投げた」と称えた一方で、3点リードの8回に8失点で逆転負けし「うちのペースだったのだが…」と悔やんだ。セガサミーはあす25日の第2代表決定トーナメントに回る。 (松井 いつき)

 ◆森井 絃斗(もりい・げんと)1999年(平11)4月25日生まれ、徳島県出身の21歳。小2から野球を始める。中学時代は徳島中央シニアでプレーし、板野では1年春からベンチ入り。3年夏は徳島大会準優勝。甲子園出場はなし。1メートル85、89キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2020年9月24日のニュース