大院大・打田 今季初公式戦は9回途中5失点「初回から高めに…今日は僕が全て悪い」

[ 2020年9月12日 17:34 ]

関西六大学野球秋季リーグ戦 第2節1回戦   大院大1―5京産大 ( 2020年9月12日    ほっともっと神戸 )

<大院大・京産大>今秋ドラフト候補の大院大・打田雷樹投手
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 今秋ドラフト候補の大院大・打田雷樹投手(4年=日本航空石川)が京産大戦に先発。8回2/3を投げ、13安打5失点の結果に「今日は僕が全て悪い。初回から高めに浮いていたのが打たれた原因」と唇をかんだ。

 1―1の5回1死二塁、3番・材木に中越え三塁打を許して勝ち越されると、1死三塁からは川岸の中犠飛で3点目を失った。6回から8回まで3イニング連続で3者凡退に抑え、立ち直ったかに見えたが、9回にも2点を失って途中交代。生命線の直球は威力、制球力を欠いた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春季リーグが中止となったため、今季初めての公式戦マウンドだった。「リーグ戦の期間が開いていたので調整の仕方を忘れてしまった。初戦ということもあり、バッテリーで力が入ってしまった」。直球の最速は自己最速に4キロ及ばない143キロ。調整の難しさを痛感した結果だった。

 進路については「プロ一本です」とし、プロ志望届はこの日に提出を済ませた。「もう、あとは結果を出すことだけを考えてやっていきます」。課題を解消し、秋に向けて全力でアピールを続ける。

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2020年9月12日のニュース