8月の月間MVP DeNA・佐野がプロ4年目で初受賞 巨人・菅野は松井氏超え

[ 2020年9月10日 05:30 ]

8月の大樹生命月間MVPに選ばれたDeNA・佐野(C)YDB
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 セ、パ両リーグは9日、8月の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セ投手部門は巨人・菅野智之投手(30)が6、7月度に続き8度目、打者部門はDeNA・佐野恵太内野手(25)が初受賞。パはロッテ・石川歩投手(32)、オリックス・吉田正尚外野手(27)が選ばれた。大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

 プロ4年目で初受賞となったDeNA・佐野は「うれしく思います。一日一日がむしゃらにプレーしていたからこそ、頂けたのかなと思います」と喜んだ。8月は打率・343、6本塁打、22打点。メジャー移籍した筒香に代わる4番として、打率トップを走るなど強力打線をけん引し「しっかりと打点を稼いでチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。


 《巨人・菅野 8度目松井氏超えた》2カ月連続受賞となった巨人・菅野は、通算8度目で松井秀喜氏を上回る球団最多となった。8月は4戦4勝。前日には中日・大野雄とのエース対決を制し「打者と向き合って勝負できているかな」と手応えを口にした。4勝のうち3勝がチームの連敗を止め「何とかしたいという思いでマウンドに上がっている。しんどい役割だけど力に変えられている」と話した。

 ▼オリックス吉田正(8月はリーグトップの打率・430。25試合で無安打は2試合しかなく)ミスショットせずに一球で仕留めることが、高い率を残す要因。

 ▼ロッテ石川(8月は4戦4勝で5年ぶりの受賞)獲れると思っていなかったので凄くうれしい。

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