ソフトB・和田 昨年を上回る5勝目「点を取ってくれた次の回を大事に」

[ 2020年9月10日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8―1楽天 ( 2020年9月9日    楽天生命パーク )

楽天打線を封じるソフトバンク・和田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 登板11試合目で、早くも昨年を超す5勝目を挙げた。5回2/3を6安打無失点。ソフトバンク・和田は「球数は多くなってしまいましたが、0点で次のピッチャーにつなぐことができて良かった」とチームの勝利を喜んだ。

 39歳の左腕には培ってきた経験則がある。「今日は特に、点を取ってくれた次の回を大事に投げました」。味方が先制した直後の2回裏は3者凡退に抑えた。大量6点を奪った後の5回裏には、1死一、三塁から茂木を中飛。そして浅村は125キロのチェンジアップで空振り三振に斬った。

 自軍に傾いた流れを相手に渡さない。まさに老練な投球で要所を締めた。「味方打線が先制してくれて、とても心強かった」と和田。対する打線も、同じく背番号21の背中を頼もしく見つめていたはずだ。

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2020年9月10日のニュース